知恵袋雑記

知恵袋に関して気になったことを書いていきます

質問に多いポケモンについて 1、特殊3技バンギ入り電磁波砂

質問文を見ていると「なぜこのポケモンを使っているんだろう?」と思うことがよくあります。

BW環境の初期の初期に流行ったポケモン・型であるにも関わらず

未だに使おうとしてパーティ鑑定に出されているため

こちらとしてはどうしても否定的な回答をせざるを得なくなります。

それらのポケモンが使われなくなった理由や

代替案として何を使うべきか等をシリーズとして書いていけたら良いなと思います。

 

 

まず最初に書いていくのは題名にもありますが

特殊3技を持ったCSタスキバンギ入りの電磁波砂です。

 

この構成の電磁波砂はBW初期の頃はある程度の数はいました。

環境が全く定まっていなかったため、4th環境のポケモンが多くを占め、

中でも4thのまま5thでも使える砂ガブが環境に多くいました。

ダブルチョップという新たな技を手に入れたのも大きかったですね。

そして、そのガブに繋ぐという目的で、タスキで色んな技を耐え、

且つ棘やゴツメ等でダメージを喰らわない特殊技を持ったCS臆病バンギが流行りました。

悪波でまひるみも狙えたというのもあります。

 

しかし、現環境でこの型のバンギはいたとしても悪波は

吠える辺りになっているでしょうし、

個体数は100匹のバンギのうちせいぜい1・2匹程度でしょう。

理由は簡単で、このバンギがガブに繋ぐ以外に殆ど動けず、

バンギを何回も繰り出すことが出来ないからです。 

 

1点目についてですが、これはつまりはバンギを選出する際には

バンギガブの選出が固定されているということです。

脱出トノも同じように固定されているのでは、と思われるかもしれませんが、

脱出ボタンによってほぼ確実に雨状態でグドラを繰り出すことが出来ますし、

眼鏡グドラの雨下での相手への圧力は

砂下での砂ガブとは比べ物にならないので関係無いですね。

また、グドラにしか繋げないという訳でも無いのも大きいです。

 

このバンギガブで処理が面倒なのがパル・マンムー・スイクン・ウルガ・ブシン・トノ・ガッサ。

 中でもバンギ+ガブの同時選出が無くなった決定打となったのがマンムーです。

上記6体と合わせてマンムーを同時に見ることが出来るポケモンがいないため

(よく用いられたのはボルトですが、電気・飛行のジュエル・ジャポ同時所持が必要)、

このバンギ+ガブの同時選出必須な特殊バンギはいなくなりました。

それと同時にと言う訳ではありませんが、現環境では

H205まで上げた205ガブやH209まで上げた209ガブも殆ど見ません。

これらのガブもどうしてもバンギと選出せざるを得ないからですね。

 

 

2点目に関しては当然耐久無振りであるため、

何かの技に対して後出しして2耐えすることが厳しく、

また、1耐えした後に相手のポケモンに負荷をかけようとしても

元々の技の威力・C実数値がそこまで高いわけではないので

等倍だったとしてもそこまで入らないため、

サイクル戦にならないように注意しなければなりません。

そうは言ってもバンギ+3枠目でそうならないように立ち回るのは

容易ではないため、これもこの型が減った理由でもありますね。

 

 

では、現環境においてバンギ+ガブの並びのパーティを使う場合、

もしくは砂ガブを使う場合はどうすれば良いのでしょうか。

答えは簡単、バンギとガブを同時選出しなくても良いようにするです。

一例としてはバンギローブクレセの並びとスカガブ(鮫肌)を組み合わせる、

バンギ(龍舞や鉢巻等)+ガブ(AS@ジュエル)+ボルト(ジャポ等)とする等ですね。

また、最近ではボルトロス+ガブリアス(AS@龍ジュエル)@4という

ボルトガブの組み合わせも人気です。

 

このように、タイプの相性上も特性の組み合わせ上(この場合抜群の抜き性能を

得られない、という意味に捉えていただきたいです)も補完がなっていない2体が、

相互に必要とせざるを得ない組み合わせにしないことが重要ですね。